トラオム旅行記トップバッターを務めます!
オーボエとコーラングレ奏者の けせ です。生粋の神奈川県民なのによく「関東にいないよな」と言われるので今回はその一部をご紹介します〜どうぞお付き合いください。
①東南アジアに演奏へ
World Ship Orchestra(WSO)というNPO団体の活動に参加すべく,インドネシアやフィリピンに行きました!現地の子どもたちが初めてオーケストラの演奏を聴いた時のキラキラとした目や笑顔,そしてその場の熱狂ぶりがたまらないのです。日本で行うクラシックの演奏会の何倍,何十倍もお客さんの反応がダイレクトにこちら側に届きます。それによって私たちは更にテンションが上がって…その非日常感がとっても楽しいんですよ。
また,現地では今日を生き抜くことが精一杯な環境の中,笑顔で一生懸命毎日練習に励む子どもたちと一緒にオーケストラをしたりします。5分経てば調弦が狂うような楽器でも彼らは本当に楽しそうに演奏します。そのような姿を見ると,自分ももっと頑張らなきゃいけない,そして彼らをできる限り応援したいと思います。
②トラオムのために名古屋へ
名古屋に縁もゆかりもないのにトラオムに乗ってる人です。どうやら第2回の時は縁もゆかりもないのは私だけだったようで…びっくり。はじめはプログラムに惹かれて乗りましたが,今ではこの団体の空気感と作る音楽が大好きで名古屋通いを続けています。正直貧乏大学生なのでお財布が悲鳴を上げ続けてますが,それを無視しても乗りたいと思わせてしまうこの団体の作る音楽の魅力ってすごいんですよね本当に。数ヶ月行けない日が続くととっても恋しくなります。もはや中毒(?)
③映画音楽オケのために大阪へ
映画音楽ってなかなか機会がなくて!しかもなぜか6年ぶりにバスクラで本番を迎えました…楽しそう,企画オケなので1日でいける!という理由だけで即参加を決意しました(笑)結論からすると木管低音で乗るオケ,最高に楽しかったです。バスクラ時代は吹奏楽だったので,低音側からみるオケは新鮮でした。そして人生初の大阪だったのに,日帰りで1日楽器三昧だったので全く観光できずに帰ってきました…いつかリベンジしたいですね…。
この3つに共通することは,「私のやりたい音楽がある,時間とお金をかける意味がある」ということです。そしてそこには音楽で達成したい明確な目標があって,その共通の目標に向かって切磋琢磨できる仲間がいます。また彼らは良い意味でオーケストラ界の常識を超えて活動します。固定概念に囚われないことで自由に,目標達成のために多様なアプローチを仕掛けてきます。
私はというと,オケ関連でフッ軽を極めた結果,部活の合間に弾丸国内旅行を強行するようになりました…笑 1日で名古屋→横浜→札幌とか。あと合宿のはしごとか。
あとこの3つの団体,全国各地からフッ軽が集まるので必然的に全国にお友達が増えました!
やりたいと思ったら勇気を出して一歩踏み出す,普段はそのための準備(勉強やバイトなど)を頑張る。これが私の理想です!きっとこれからも数々の現実に追われつつ,好き勝手飛び回ります(笑)
きっと次回の旅行記には私より強者が現れるでしょう!トラオムには強者がたくさんいます(笑)どうぞお楽しみに!